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シェークスピア



マクベス」

 


能「野馬台の詩」

 


 野村萬斎 2つの新作舞台

 


2010.3.14 10:07

 


 人気狂言師野村萬斎が、

 

シェークスピア

 

と能という

 

2つの異なる

 

ジャンルで新作の舞台に

 

挑戦する。

 

東京・三軒茶屋の

 

世田谷パブリックシアターで

 

20日まで上演中の「マクベス」と

 

、東京・千駄ケ谷の

 

国立能楽堂

 

24、25日に

 

行われる

 

「野馬台(やまたい)の詩(うた)

 

-吉備大臣と阿倍仲麻呂-」。

 

ともに演出も手がけながら、

 

野心的なマクベス

 

沈着冷静な吉備真備

 

演じ分ける。

 


 「マクベス」は、

 

自らが芸術監督を務める

 

世田谷パブリックシアターの

 

シェークスピアシリーズ」第3弾。

 

「これまでは翻案物でしたが、

 

今回はそのままやる。

 

ただ、

 

台本の前後を入れ替え、

 

せりふも移動させました」

 

という。

 

出演者は萬斎と 

 

秋山菜津子らわずか

 

5人だけだ。

 


 「役者と時間を軽量化した。

 

無駄を省き、

 

エッセンスを

 

抽出しますが、

 

(能や狂言の手法は)

 

表現上は出てきません」。

 

狂言を通した

 

喜劇的な目線を

 

重要視するほか、

 

役者としては

 

心地よい響きの

 

日本語にこだわるという。

 


 一方、

 

「野馬台の詩」は 

 

国立能楽堂

 

制作する新作で、

 

唐時代の中国に

 

渡った2人の日本人の

 

数奇な出合いが

 

描かれた作品。

 

能狂言研究家の

 

小田幸子が脚本を書き、

 

萬斎と仲麻呂役の能楽師

 

 

梅若玄祥が2人で

 

演出する。

 

「狂言的な

 

アプローチで

 

試行錯誤しながらやっていく。

 

普段とは違う

 

アレンジで、ラストも

 

現代的な終わり方に

 

なると思う」

 

と話している。

 

(生田誠)

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