close

弁当、宿泊…特需に期待

 「のぼうの城」ロケ

 


(2010年 7/31)

 


映画「のぼうの城」ロケが、

 

苫小牧市の苫東で

 

8月中旬から始まる。

 

エキストラも含め

 

撮影スタッフは

 

延べ5000人弱。

 

約1カ月の長丁場に、

 

宿泊や食事など

 

地元はロケ特需へ

 

の期待が高まっている。

 


 「のぼうの城」

 

(和田竜原作、小学館)は、

 

狂言師・野村萬斎主演、

 

俳優陣に佐藤浩市、

 

山口智充、成宮寛貴ら。

 

作品は戦国末期の城郭・

 

忍城(おしじょう)が舞台で、

 

合戦シーンを苫東で撮影する。

 

すでに一部スタッフが

 

現地入りし、

 

セットの設営が進んでいる。

 


 スタッフ、

 

キャストは

 

250~300人、

 

エキストラは延べ

 

4500人といい、

 

苫小牧はじめ

 

札幌など

 

道内各地から集まる。

 

撮影場所の設営、

 

資材も地元業者を

 

活用しており、

 

「輸送コストを

 

抑えることもできる。

 

現地で調達できるものは

 

地元のものを使用したい」

 

との方針だ。

 


苫小牧弁当仕出協同組合

 

(福原次郎理事長)は、

 

スタッフの弁当を

 

29日から提供している。

 

日程を分けて加盟各社

 

持ち回りで担当する。

 

撮影時間が

 

長 くなるために、

 

昼、夜の弁当を用意し、

 

期間中製造するのは

 

5000食程度、

 

300万円前後になる。

 

食材は、

 

魚介類は苫小牧沖産

 

を使用するなど可能な

 

限り地 元産にこだわっていく。

 

「弁当業界にとって

 

非常に大きなこと。

 

地元の良いものを提供し、

 

PRにつながれば」

 

と福原理事長。

 


 宿泊は、

 

勇払地区と中心部の

 

市内数カ所に限られるものの、

 

スタッフが宿泊する

 

施設の一つは

 

「オンシーズンで

 

動きがある時期ではあるが、

 

長期間の宿 泊は大きい。

 

映画をきっかけに

 

苫小牧を訪れる人が

 

増えることも期待したい」

 

とする。

 

苫小牧プリンスホテルは

 

映画関係の予約は

 

入っていないが、

 

「追加やエキ ストラの利用

 

の可能性もある」と話した。

 


現場までの送迎バス、

 

合戦に使用する

 

馬の管理も想定され、

 

スタッフが中心部に

 

宿泊することから

 

飲食店への経済効果も

 

期待される。

 

表町の飲食店店主

 

(60)は

 

「うれしい。

 

飲食店も潤う。

 

状況によっては

 

定休日返上も考えたい」

 

と笑顔。

 

エキストラが

 

観光地を訪れることも

 

予想されている。

 


 市、商工会議所、

 

青年会議所(JC)、

 

観光協会、

 

苫東の5者が

 

地元窓口を担っている。

 

担当の土屋英樹

 

JC理事長は

 

「撮影中の交流人口

 

増加も大きい が、

 

一番は終了後、

 

苫小牧の知名度が上がり、

 

次の映画が決まったり、

 

訪れる人が増えるなど

 

将来的に良い影響が

 

出てくること」

 

と期待した

 


arrow
arrow
    全站熱搜

    junkolovemansai 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()