語り 芸最高峰へ精進
狂言師の中尊寺僧侶
・破石さん
平泉町衣関の
中尊寺一山金剛院僧侶、
破石晋照
(はせきしんしょう)
(芸名・くにあき)さん(30)
は6月3日、
狂言のプロ「職分(しょくぶん)」
として東京・
宝生能楽堂で区切りの舞台
「奈須与市語(なすのよいちのかたり)」
を演じる。
破石さんは4歳の時に、
野村萬斎さんに
弟子入りし
伝統芸能を極め ている。
多くの観客を
魅了している演目に、
「真っ向から勝負したい」
とけいこに励む。
奈須与市語は、
源義経と奈須与市、
武将、
ナレーションの4役を
一人で担当し、
屋島の戦で
奈須与市が扇の的を射落とす
場面を再現する。
語り芸の中で
最高峰とされ、
演じ分けが難しい演目だ。
破石さんは
金色堂で
ご朱印などを担当しながら、
毎日数時間けいこを重ねている。
破石さんは父親の澄元さん(60)が
人間国宝の野村万作さん
の弟子だったことが縁で、
万作さんの息子の
萬斎さんから習っている。
「狂言はストー リーが
身近で今にも当てはまる」
と魅力を語る。
既に舞台で
「千歳(せんざい)」など
の役をこなしている。
昨年夏に
和泉流職分狂言師となった。
一座の職分は
全国で十数人だけという。
伝統芸能の立ち振る舞いは
一定の形が決まっており、
師匠のまねをして
寸分たがわないよう覚える。
「自分をなくす没個性」
がキー ワードだ。
萬斎さんについては
「芸に非常に厳しい」という。
「節目となる
演目の初演とあって、
気合が入る。
奈須与市語には
あこがれていた。
けいこは絶対に裏切らない」
と精進して本番に臨む。
雖然我只看過破石同學一次,但也真的覺得他學萬齋學得真像啊,聲音也很好呢!!!